LIFE IS GOOD BLOG

ハワイや北米ドライブ旅行が大好きなオッさんが現地で買い集めたアメリカン・トイズ中心のコレクションをご紹介。ときどき旅日記も書いてます。

カテゴリ:★ BRANDS, DISTRIBUTER > McFALANE TOYS

KISS最後の一人はギターのAce Frehleyさんです。







KISSでのキャラクターは"THE SPACE MAN”。ジェンダル星から来た宇宙人。瞬間移動ができて両手から交戦を出しちゃいます。M78星雲からきたウルトラマンとカブりますね。いや、コリン星から来たゆうこりんとカブるかも・・・・。



メークはこんな感じです。ここまでくると歌舞伎役者にしか見えません。







ニューヨークのブロンクス出身で、元ストリート・ギャング。怖いですねぇ。13歳の時にエレキギターをプレゼントされて練習に没頭し、高校生の頃にはバンドで稼ぐようになっていたそうです。



1973年、他の3人がメンバー募集をしていたところに、オーディションを受け合格。4人が揃うことになり、バンド名もKISSとしてスタートします。



KISSのロゴマークはAce Frehleyさんがデザインしたんですって。才能ありますね。手作りだとは思えない完成度です。



前回ご紹介したPeter Crissさんは1980年に脱退しましたが、Aceさんも1983年に脱退。Paul StanleyさんとGene Simonsさんの仲良しコンビとうまくいかなかったのもありますが、元ストリート・ギャングだけあって、売れてきたら薬物を乱用するようになり、交通事故は起こすは、警察とカーチェイスを繰り広げるわと問題も多かったようです。



1996年から2002年までのオリジナルメンバーによるKISS再結成には当然参加。このプロダクトは1997年製ですから、再結成を記念してリリースされたんだと思います。



ところで製造元のMcFalane Toys, Incですが、1994年にアリゾナ州Tempeに設立されたアクション・フィギアを得意とするメーカーです。オーナーはTodd Mcfarlaneさんで、SPAWNの作者。つまり、SPAWNのアクション・フィギアを作るために設立された会社ということです。







SPAWN、流行りましたね。マニア間での高額取引は今でも続いているんでしょうか?オッさんはSPAWN物には一切、手を出していませんから詳しくありません。レア物なんか1万円以上で取引されていて、ちょっとあり得ないバブルでしたよね。



当時の輸入雑貨屋には高額のフィギアが壁に掛けてある風景があたりまえ。業者さんは仕入れ値で買うんでしょうから、ボロ儲けだったんじゃないでしょうか?まぁバブルですから最後に高値で買った人が泣きを見るという構図でしょう・・・。



SPAWNのディテールを出したいから精巧なアクション・フィギアを作り続けたMcFalane Toys。SPAWN以外にもフレディとかエイリアンとか映画のキャラクターも作ってましたし、ミュージシャン物としてKISSとビートルズなんかを出してました。2006-2007にはThe Simpsons物も出していますよ。



TVドラマシリーズとして”LOST”や”24”もあるとか。ジャック・バウアーさんとか、ちょっと見てみたい気がしますね。



アリゾナのGlendaleにMcFarlaneショップがあるとか。多分、オッさんのコレクション的には買うものありませんが、近くに行ったら覗いてみたいですよね。場所は9410 W.Hanna Drive Suite A-109 Glendale, AZ 85305。月曜から土曜は11AM-9PMと遅くまでやってます。日曜日は11AM-6PM。





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McFarlane Toys社製のKISSアクション・フィギアの第3弾はドラムスのPeter Crissさんです。









金爆のようなネコのメイクが特徴で、キャラクター設定は”THE CATMAN”。もちろん、こちらが本家本元です。









1945年にニューヨークのブルックリンに生まれた元不良。





13歳でバンド活動を開始し、16歳でバーで演奏して小銭稼ぎ、18歳にホテルと契約するプロミュージシャンとなるという早熟ぶりです。





元不良とは伝えられますが、若いころからロック・ミュージシャンとしてお金を稼いでおり、学校もアート系へ進んでいますから、現代のラップ・スターの過去(ギャングだったり、ドラッグディーラーだったり・・・)の不良ぶりとまではいかなかったんじゃないかと思います。





23歳の時にチェルシーというカントリー風のフォーク・ロックバンドに所属。ロック志向のPeterさんが長続きするはずありません。





28歳のころにバンドを脱退、Gene SimonsさんとPaul Stanleyさんが新しいバンドを作ろうとメンバーを募集していた事を知り応募、見事合格。とりあえず3人でバンドを結成しました。これが後のKISSということになります。





KISS結成時の年齢は28歳でGene Simonsさんより4つ上、Paul Stanleyさんより7つ上。KISSをリードしていく2人より年上でキャリアも長く、自分のやりたいスタイルも確立していたPeter Crissさんとしては微妙な心境だったんでしょうね。





KISSは成功していきますが、結成5年後くらいからKISSの人間関係は破綻し始め、特にPeter CrissさんとGene Simonsさんの関係が最悪となったようです。やる気満々、KISSをもっと進化させたいGene SimonsさんとPaul Stanleyさんに対し、元不良のPeter Crissさんはドラッグやアルコールに溺れてやる気が無く、ついにはレコーディングにも支障をきたす状況で、アルバムの収録から外されちゃったりしたようです。





結成7年目の1980年にKISSを脱退しています。





脱退後はソロ活動に専念しますがヒット作には恵まれません。ただ、ソロ活動中にはGene Simonsさんに曲を提供したりしてるんですね。仲が良いんだか悪いんだか・・・?





1995年にKISSがオリジナル・メンバー再結成されることになって復帰、でも2000年には再びバンド内の人間関係が悪化して脱退、でも懐かしくなったのか2003年に復帰しますが、翌2004年にまた脱退。





仲がいいんだか悪いんだか・・・・。





KISSとは関係ありませんが、SMAPファンの妻がセブン・イレブンで買ってきてくれというので、香取君のスイーツを先日、買って帰りました。これ、旨いっすね。




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KISS来日記念の第2弾、ボーカルのPaul Stanleyさんをご紹介しましょう。







Gene SimonsさんとともにKISSを立ち上げたオリジナル・メンバー。言わずと知れたKISSの顔、中心メンバーです。胸毛もボウボウです。







1952年生まれですから今年で61歳。ロックスター恐るべしですね。



NYのマンハッタン生まれで、後にクィーンズに移り住んだんだそうです。Gene Simonsさんと同じくユダヤ系の家系。本名はStanley Harvey Eisenさん。



バンド活動をしながらも商業デザイナーを志してアート・カレッジに進学するも1週間で退学。Gene Simonsさんが立ち上げたWicked Lesterに参加して、後のKISSを支える二人がプロを目指してスタートを切ります。Gene Simonsさん21歳、Paul Stanleyさんが18歳の頃の話です。



KISSが結成は1973年。アルバム・デビューは1974年ですので、それまでの2~3年は試行錯誤の下積み時代。ただ、多彩な二人の将来の成功は約束されていたようなものでしょうね。



商業デザイナーを志したこともあるということで、芸術的センスも持っておられます。個展を開くほどの実力で、個展では300万ドル(約3億円)を売り上げたとか。天は二物を与えるんですねぇ。



KISSにおけるキャラクターはSTAR CHILD。「愛の戦士」ということで、人の心を読み、右目の星形メイクから光線を発します。Gene Simonsさんと「どちらが悪魔でどちらが愛の戦士か」でモメなかったのでしょうか?絶対に悪魔キャラの方が途中で疲れちゃいますよね。



妻はロックとかKISSとか絶対に好きそうではないのですが、チケットが余ってしまったとかで、妻の友人とKISSのコンサートに出かけていった事がありました。オッさんも行ったことないのに・・・・。



KISSの事を知らない妻は、どうやら行くまでローリング・ストーンズと勘違いしていたようで、コンサート会場でお土産に「TongueロゴのTシャツでも買って帰ろう」などと思って赴いたそうです。ふざけてますよね。もし、TongueのTシャツを持っていて、勘違いしてKISSのコンサートに着ていったら、KISSの熱烈なファンであるKISS ARMYと呼ばれる方々にボコボコにされていたかもしれません。







無知とは恐ろしいものです。



さて、KISSとは関係ありませんが、今日、録画しておいた"Conviction"を妻と観ました。「有罪判決」という意味のはずですが、邦題は何故か「ディア・ブラザー」。兄妹の強い絆を強調したかったんでしょうが、原作に忠実でも良かったんじゃないですかね。







2010年の米国作品で、実話を基にした作品で主演はアカデミー女優のヒラリー・スワンク。残念ながら日本では劇場未公開でビデオスルーとなっています。



ネタバレになるので書きませんが、どうしてもクソ警官だけは許せませんし、クソ警官が時効で罪に問われないのも納得できませんから後味があまりよくないですね。


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KISSが結成40周年を記念してワールド・ツアーを開催し、日本公演も始まりましたね。オッさんはKISS ARMYではないのですが、何故だか我が家にKISSの面々がいらっしゃるので紹介いたしましょう。



最初の登場はベースのGene Simonsさん。KISSのオリジナルメンバーで中心的存在です。







1997年のMcFarlane Toys社製。Made in Chinaですが、かなりディテールを細かく出してて感動します。







KISSというと独特のメイクに火を吹くパフォーマンスが印象的ですが、火を吹くのはGene Simonsさんだけで、他のメンバーはやらないんだそうです。



ハチャメチャなようですが全て計算されたステージ・パフォーマンス。Gene Simonsさんはちゃんとサーカスで火吹きのトレーニングをしてたんですって。1973年のコンサートでは失敗して髪の毛が焼けてしまうというハプニングもあったようです。



KISSのメンバーはメイクをした時点からKISSとしてのキャラクターを与えられています。Gene Simonsさんの場合は”THE DEMON”。地獄からやってきた悪魔という設定です。完全にデーモン閣下とカブっちゃってますね。



Gene Simonsさんはハンガリー系ユダヤ人として1949年にイスラエルに生まれ、8歳の時に渡米。本名はChaim Witzさんと言うそうです。



破天荒な人かと思いきや、NYのSullivan County Community CollegeおよびRichmond Collegeの教育課程を卒業し、卒業後はマンハッタンの小学校で国語教師として教壇に立ってたという、ちゃんとした人なんだそうです。



もちろん、学生時代から様々なバント活動を行っており、国語教師というのはデーモン閣下風に言えば「世を忍ぶ仮の姿」ちゅうことなんでしょう。



音楽教師だった人とWicked Lesterというバンドを結成してプロの道を目指しますが、そのバンドに参加していたのが後にGene SimonsさんとKISSを立ち上げることになるPaul Stanleyさんとなります。教師になっていなければこの出会いも無かったのか?それとも、どんな職業についていてもGene SimonsさんとPaul Stanleyさんは必然的に出会っていたのか・・・。



そんな「実はちゃんとした人」であるGene Simonsさん、KISSのキャラクター管理やマーチャンダイズの管理関係の管理やグループの収入・分配管理、つまりマネジメントは、彼が仕切っているんだそうで、ビジネスマンとしての力量にも定評があります。



英語、ヘブライ語、ハンガリー語、ドイツ語のマルチリンガルというのもすごいですね。



語学堪能、ビジネススキル優秀という姿はロックじゃないんじゃないかと心配になりますが、女性関係は超ルーズで、これまで2000人以上の方と関係を持っているとのこと。依存症との話もありますが、ロックスターなんですから、それくらいやってくれないと辻褄が合いませんよね。



以前、妻と観た松山ケンイチ主演の「デトロイト・メタル・シティ」に「デスロックの神」みたいな役で出演されてましたね。俳優?としても活動しているようです。






このような方々を毛嫌いする妻ですが、訳があってKISSには寛容なので、続けて他のメンバーもご紹介していく事といたしましょう。


©1997 KISS Catalog Ltd.
©1997 Farlane Toys
Made in China


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