今日も暑いですね。夏らしい方に登場していただく事にします。







バカンス風のシャツを来た本名Gordon Shumwayさん、通称ALFさんです。



このALFさんはCOLECO INDUSTRIES社が1986年にリリースしたALF Collectible Figuresというシリーズ物のフィギュアです。



これもフェニックスのThe Brass Armadillo Antique Mallで発掘してきました。



ALFとその仲間達がお気に入りの乗り物と一緒にセットで売り出されたプロダクトなので、本来はALFさんとALFさんの愛車Warpe Ⅰがセットなのですが、残念ながらWarpe Ⅰは見つけられませんでした。



ちなみにシリーズは次の5点となります。

・RICK With His Sonic Surfboard
・CURTIS With His Coup d'Melac
・AUGIE With The Family Dog NEEP
・RHONDA With Her Runabout
・GORDON SHUMWAY(ALF) With His Warp Ⅰ



COLECO INDUSTRIES社というのは1932年創業の会社なのですが、創業当時は靴の皮の製造をしていた会社だったそうです。COLECOという名前もConneticut Leather Companyの略なんです。







1950年代には革製品の製作キットなんかを作っていて、1960年代には革製品部門は売ってしまい子供用のプールとか作ってたみたいです。



なぜか1976年からブームに乗ってビデオ・ゲーム・マシンの事業に進出。そこそこ当たったみたいなのですが競争に勝てずに衰退してしまいます。



救世主は1983年にリリースしたCabbage Patch Kids。そうです、日本がバブルの頃に米国で大ブームとなっているとNEWSが入ってきていたあの「キャベツ畑人形」さん。日本人にはなんで米国で大ブームになったのか理解に苦しんだアレです。



気をよくした会社はCabbage Patch Kidsの製造ラインに過剰投資。1986年にはALFさんの版権を取ってALFグッズで小当たりしますがCabbage Patch Kidsは一発屋でブームは一気に収束。大量の在庫を抱えて1988年には破産しちゃったそうです。



1989年には全てのHasbro社が買収して会社は終わっちゃいました。



流行モンにパクっと食いついてダメになったら次の流行モンへ・・・・。そのサイクルが回っている時は良かったのですが、次のネタが尽きた時には終わってしまう自転車操業的な壮絶な社史ですね。



さて、昨日と今日は山形へ出張しておりました。山形の「美味い、安い、ときどきケムい」という焼肉屋「千歳」さんで出されたのがコレ。







これ、赤いマンゴじゃないですよ、和牛芯タンなんです。よく焼いてハサミで切って食べるのですが、タンをこんな豪快な出され方をしたのは初めてで記憶に残る夕食となりました。




今日は直帰して妻との時間がありましたから、録画しておいた1997年の米国映画"AS GOOD AS IT GETS"を鑑賞です。







劇中でジャック・ニコルソンが演じる主人公のオッさんが精神科医に並んでる患者に向かって"As good as it gets!"と言い放って出て行くシーンから取った題名ですね。日本語字幕では「ここで良くなるなんて思うなよ」なんて書いてあったと思いますが、意味としては「極めて最高の状況=これ以上良くならない」という解釈なんでしょう。



「すごく最高の状況」っていう題名も収まりが悪かったのでしょう、主人公の職業である「恋愛小説家」になっちゃいました。



この作品でアカデミーの主演男優賞を取ったジャク・ニコルソンさんと主演女優賞を取ったヘレン・ハントさんの怪演・名演もありますが脚本も面白くて素敵な映画でしね。



まだまだ暑い日が続くのでしっかり食べてしっかり寝ようと思います。



COLECO
ALF COLLECTIBLE FIGURES
Manufactured for COLECO Industries, Inc.
Amsterdam, NY 12100 U.S.A 207402

MADE IN CHINA

®&©1987 Alien Productions
All Rights Reserved

$5.00